2月9日(土)日本の棚田100選、プロジェクト未来遺産に登録された丸山千枚田において、農作業体験「畦そり体験」が午前9時から開催されました。 冬の冷たい寒気が訪れたこの日は、丸山千枚田の田んぼは霜柱や氷ができていました。 参加されたオーナーは18名、遠く岐阜からの参加もありました。 保存会のみなさんと一緒に、始まった畦そりとは、4月に田圃に水を貯めるために、モグラやひび割れなどによる水漏れを防ぐために、畦の淵に泥を綺麗に塗って水が漏れないようにします。 この畦塗り作業を行うことで棚田の田んぼの保水力が維持されます。 その畦塗りの前段階の作業で畦道の端から田んぼに向かって泥を削ぎ取っていく作業です。 作業が始まってすぐに、身体が温まり、上着を1枚脱ぎながら作業をする人が増えて行きました。 地道で重労働の畦そりは、くわ一つでおこなっていきます。今日は凍り付いた地面でいつもより力のいる仕事となりました。 参加者の方は、自分のペースで休み休み棚田の畦をきれいに削いでいっていました。
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