Arasaka11主催の狼煙場ウォークを12月25日に実施されました。 Arasaka11は、揃いのジャンパーに身を包み遊木漁民センターに到着すると、すでに9人の参加者が待機していました。 最初に挨拶を交わし、名前を知ってもらうことから始めました。 狼煙場ウォークの講師濱口安徳さんが「荒坂中学校の生徒は日頃の練習の成果を発揮する日です。参加者の皆さん、今日はようこそお越しくださいました。元気に行ってきましょう。」と歓迎の言葉を述べ狼煙場に向けて出発しました。 参加者たちは「歴史に興味があり参加した。」という高校生から、「紀伊半島にある狼煙場全部を踏破したい」という人など多士済々のメンバーでした。 登りはじめて最初に出くわしたのはワサビでした。 何故ここにワサビがあるのと訝しく思う人もいるかもしれませんが、濱口さんが自分で持ってきて植えたワサビでした。 そのまま進むと綺麗に原型が残っている猪垣を通り水飲み場まで到着しました。 少し小休止し水を飲んだり木々を眺めたりすることで癒されることができました。その後再び歩を進めていくとだんだん斜面が急になり、ロープをたぐり寄せながら登ることで癒しの空間が見えてきました。新鹿町の街並みが綺麗に見える場所で、高速道路の全容もはっきり見えました。 最後の登りを駆け上がると平らな場所に出て狼煙場に到着しました。 生徒たちが「遊木の狼煙場のように3つある狼煙場は全国でも珍しく、高さは約120cmで直径は約3mあります。このなかで狼の糞と松葉を混ぜてたくと煙がまっすぐ上がることころから狼煙場と言われるようになりました。」と説明すると、お客さんもうなずいて聞いていました。 もう少し上にある楠の大木と再びの空間にも立ち寄り下山することになりました。楠の大木は3m以上あり、幹に抱きつき木と戯れる者がいて盛り上がりました。再びの空間に着くと冬晴れで遠く太地町あたりまでくっきり見ることができ感動しました。 帰りはもと来た道を戻るのですが、足取りも軽く一気に駆け下りてきました。案内をした生徒たちは「多少の疲れはありましたが、3回目登るので楽しく行けました。 みんな無事に下山できてよかったです。いろんな方と一緒に登れてよかったです。説明するのは難しいですが、前回の模擬ウォークのときより良い出来映えでした。」と話してくれ充実した時間を過ごすことができました。 荒坂中学校が次回開催する新春二木島史跡巡りツアーは、1月7日午前10:30二木島駅に集合し、地域の史跡を回る予定にしており、現在20数名の参加希望者がいます。参加を希望する人は荒坂中学校(電話:0597−87−0044)まで電話で申し込んでください。
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