12月2日(日)午前11時より「おわせの海教室」モニターツアーが開催されました。 この日参加してくれたのは、尾鷲市から1組、津・松阪から4組の親子が参加して「おわせの海教室」を楽しみました。 午前11時に「おわせお魚いちばおとと」に集合した参加者のみなさんは、尾鷲港に向かい早速尾鷲の海へと出発しました。 まずまずのお天気で、海はとても静かな中、冷たい風を頬に感じながら、沖のぶり養殖場へ到着。 養殖の説明を受けた後、エサやり体験をおこないました。 水温がやや低かったのですが、ブリが上がってきて餌を素早く食べて行く姿を見ながら子どもたちは楽しんでいました。 その後、船上ぶりトロ試食がおこなわれました。 魚好きの子どもたちが集まってくれたのか、親御さんの分までねだりながら、一気に食べてしまいました。 お父さんからは「頼むから一切れ食べさせて〜」という声も聞かれました。 その後、仕掛けていたタコかごを引き上げる「タコかご漁体験」をおこないました。 みんなでジャンケンをして順番を決めて、海の中に魚のアラを入れて仕掛けているタコかごを引き上げます。 最初のカゴには大きなタコが入っていて、子どもたちは大喜び、大興奮となりました。 海ならではの体験を楽しみながら、「おわせお魚いちばおとと」に戻り昼食。 お刺身の丼と、マグロのカツ丼でしたが、魚好きの子どもたちは親御さんの刺身もおいしそうに食べていました。 昼食後は、オリエンテーション「海の教室」尾鷲の魚や漁業について学ぼうがおこなわれました。 お天気を考慮して今回は、海の体験の後になりましたが、尾鷲の海の特長に始まって、漁の方法や、尾鷲で良く獲れる魚について学びました。 最後は、名産の「さんま寿司づくり体験」をおこないました。 用意されたさんまにご飯を入れて、型押しで押してつくるさんま寿司づくり。 子どもたちは真剣な表情でつくっていきました。 尾鷲の特長でさんまに辛子を塗るのですが、子どもは反対し親子バトルが。 間をとって半分だけ辛子を塗る等、微笑ましい光景を見ながら上手に作り上げていきました。 今回のツアーは、モニターツアーということで試験的におこなわれています。 普段、海の上に出ることがほとんどない人にとっては、とても新鮮で、見るもの全てが知らないものだったりします。 海から見る地形の楽しさ、潮風を感じながら海の上を進む非日常を、また体験したいという子どもたちの声が聞こえてきました。 ◆関連リンク 協同組合 尾鷲観光物産協会
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