熊野市の山里・育生町にある大森神社で11月23日(祝・金)に鎌倉時代から八百年続く伝統の祭「大森神社例大祭(どぶろく祭)」が開催されました。 このお祭りは、朝10時から大森神社で古式豊かな神事がおこなわれ豊作に感謝し、お昼からは総代が約1ヶ月かけて仕込んだどぶろくの振る舞いがおこなわれました。 東海地方では、「どぶろく」の醸造が認められているのは伊勢神宮、白川郷、そして大森神社の3カ所であり、毎年楽しみにくる人、初めて知ってくる方等普段は人の少ない育生町が一番賑わう秀もあります。 この日は、午前中雨が心配されましたが、振る舞いが始まるお昼には、雨もあがり遠方から訪れた人も今年の「どぶろく」に舌鼓を打ちながら楽しみました。 会場ステージでは、ソーラン踊りや相撲甚句、演歌、大正琴の演奏等が披露され、会場周辺では、婦人会の出店などずらりと並び、よもぎ餅やアマゴ塩焼き、温かいおでんや汁ものなどを買い求めていました。 なお、どぶろくを飲む容器は紙コップ(500円)、手製の陶器(1,000円)の2種類が用意され、それぞれ寄付金として神社に納められます。なおどぶろく自体のおかわりは自由です。 今年のどぶろくは、例年に比べて甘口極上の仕上がりで、とても飲みやすかったようです。 【スケジュール】 10:00 神事 12:00 どぶろくのふるまい 余興 14:30 もちほり ◆関連リンク 2011年 大森神社・秋の例祭「どぶろく祭」 2010年 大森神社・秋の例祭「どぶろく祭」
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