熊野市紀和町で陶芸活動をおこなっている篠原三枝(しのはらさえ)さんが、今年夏に可得工房(かえるこうぼう)を熊野市井戸町619番地へ移し、どなたでも焼き物と触れ合えるギャラリーと陶芸教室の場としてオープンさせました。 そのオープン記念と題して、紀南ツアーデザインセンター(熊野市木本町517ー1)で10月6日(土)〜8日(月祝)まで陶人形展をおこないました。 展示会場となった旧家には、その雰囲気がまさにぴったりのカエルや狐、狸、猫といった擬人化された生き物が居座っていました。 “かんがえる”“とりかえる”“にえくりかえる”など、言葉あそびになっている77体のカエルたちは、ひとつひとつ細部にまで手が入っていて、表情も面白く、また何だか自分を見ているような・・・そんな気持ちにさせてくれる作品たちでした。 動かない陶器で出来た人形たちが、まるでヒソヒソ話やあくびをしているのが聞こえてきそうな独特の世界観は篠原さんならではの作品でした。 訪れた人に、猫の肉球ストラップ(陶器製)をプレゼントに用意するのも篠原さんらしいな〜と感じながら展示会場をあとにしました。 これだけの作品を一同には見られませんが、作品を見てみたい方はぜひギャラリーへと足を運んでみてください。 住所:熊野市井戸町619番地 電話番号:0597-89-6959 営業時間:10:00〜18:00 営業日:木曜日〜日曜日 Webサイト:可得工房
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「お一人ですか?」と声をかけたくなるよな猫のおじょうさん |
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