10月2日(火)に恒例の秋期例大祭が午前10時より熊野市有馬町「花の窟神社」で開催されました。 10月の例大祭は、本来なら宵宮が10月1日の夜におこなわれる予定でしたが、台風17号の直撃を受け準備ができず、今年は中止となりましたが、10月2日には例大祭と一緒に地元園児たちによるお白州引きがおこなわれ、婦人会の踊りや花車から各地区で餅まきがおこなわれながら進行し、秋の祭りを盛り上げました。 お綱かけ神事 は白装束の氏子と参拝者の皆さんでご神体に季節の花や扇子などを結びつけた長さ約160メートルの稲わらで編まれた大綱をご神体とされる高さ約45メートルの巨岩の頂上から境内南隅の柱に架ける神事です。 この日も大勢の人が集まり、神事に参加しました。 午前10時より始まった例大祭は、最初にご神体に登る7人が拝所前でお祓いを受け、錘石やロープ、餅などを授かるところから始まります。 そして上から1本のロープが下ろされると、境内におかれた「お綱」の端をロープにくくり付け、上へと引き上げます。 くまどこ「花の窟神社 もう一つのお綱かけ神事」を参照 そして、ご神体上でお綱を結び終えると、お綱を七里御浜海岸の波打ち際まで引き出し、そして柱に架けます。 この「お綱」の引き出しから架けるまでに誰でも参加することができ、「お綱」にふれることが出来ます。 そして、今回も国道42号をまたぎ、無事お綱は架け替えることができました。 その後、神事がおこなわれ、巫女による舞が奉納され、玉串奉典がおこなわれ神事が終了し、最後に餅まきがおこなわれ祭りは終わります。 花の窟神社前のお綱茶屋では、熊野特産品の干物やみかんなどが売られ、多くの人で賑わっていました。 ◆関連リンク 花の窟ホームページ 2011年2月2日 世界遺産「花の窟神社」春期例大祭 2010年10月2日 世界遺産「花の窟神社」秋期例大祭 2010年2月2日 世界遺産「花の窟神社」春期例大祭 2009年10月2日 世界遺産「花の窟神社」秋期例大祭 2009年2月2日 世界遺産「花の窟神社」春期例大祭 2007年10月2日 世界遺産「花の窟神社」秋期例大祭 2007年2月2日 「花の窟神社」春期例大祭 2006年2月2日 「花の窟神社」春期例大祭 花の窟神社春季例大祭の準備「縄ない」 花の窟神社 もう一つのお綱かけ神事
>>関連リンク
|
お綱掛け神事の様子 七里御浜海岸へと引き出されるお綱 |
|
|