紀宝町鵜殿出身で絵本作家・イラストレーターとして活躍する山本真嗣さんによる「ピックとニックの冒険原画展」が8月29日から9月6日（木）まで熊野市文化交流センター多目的ルーム【地図】で開催されました。

　山本真嗣さんは紀宝町鵜殿出身で木本高校を卒業。日本大学芸術学部デザイン学科を卒業後、イラストレーターとして活動を始めました。

　平面作品以外にも、au『父とシャベる編』やチューリッヒのTVコマーシャル、NHKおかあさんといっしょ『きみのこえ』『ミックスジュース』や『ニャンちゅうワールド放送局』のオープニングなど雑誌や子供番組、CMなどの場で立体作品の制作も手掛けています。
2008年11月には、キッズレーベルよりさがしもの絵本『ピックとニックの冒険-LITTLE PLANET-』を出版し、今回の「ピックとニックの冒険原画展」になりました。

　会場には、２６点の原画が展示され、緻密で細やかな筆による独特の世界は、訪れた人を絵本の中とは違った原画の奥行きのある世界へと引き込んでくれます。

　山本さんとお話ししても、そのやさしい人柄と、絵本を購入してくれた方へのサインとイラストなどの丁寧な対応に、とても良い時間を過ごせたと思っています。

　なお展示会のほか期間中の9月1日には山本さんご本人によるワークショップ「オリジナルキーホルダーを作ろう」も開催されました。さらに8月28日には出身の紀宝町の鵜殿図書館でも原画展とワークショップが開催されました。

◆ 山本真嗣さんのホームページ

◆熊野市文化交流センター周辺マップ

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