4月3日(日)心配されていたお天気も恵まれ、「碁石の里・熊野神川桜まつり」が開催されました。 しかし、ご存知のように今年の桜は遅く、会場にあるソメイヨシノは1分咲きにもなっていませんでしたが、会場には大勢の方が訪れ、春のイベントを楽しんでいました。 今年は、神川地区が囲碁の黒石にも用いられる那智黒石の原産地をPRするために、子どもたちが黒・白の碁石に扮して対局する人間囲碁大会が午前10時45分からおこなわれました。 日本碁院中部総本部 棋士二段 松本奈代子女流棋士をお迎えして対局された人間囲碁大会は、会場に用意された巨大碁盤の上に子供たちが白い傘と黒い傘をさして座り、碁石の代わりをするものです。 その他、つきたてのお餅には行列が出来たり、トチ餅の販売や地元特産品がずらりと並びました。人気商品は始まりからわずか30分で完売したものもありました。 また、那智黒石で囲碁黒石やペンダント、ペーパーウェート等の加工体験コーナや那智黒石採石場の見学など神川町の那智黒石を見なおし、もっと知ってもらう企画がおこなわれました。 那智黒石って、ほとんどの人が那智(和歌山県)で取れると思っていますが、熊野市神川町で取れるものです。 日本で神川町が原産地になります。那智山などでは加工品を売っているだけですからお間違えなく!
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賑わう会場。桜の見ごろは4月9日か10日頃になりそうです。 |
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人間囲碁大会。右が棋士二段 松本奈代子さん、向こう側で白と黒の傘をさして座る人間碁石の子供たち。 |
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地元産のとちもち、熊野の特産品もたくさん出ていました。 |
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