この4月15日に尾呂志川ぞいにある農業と商業の神として知られる阿田和神社において恒例の春の例大祭が行われました。同神社は七つの神がまつられ豊作や豊漁とともに地域平穏を祈願する例大祭は春と秋の2回行われ850年以上の歴史があります。 当日は午前中は神事が執り行われ巫女姿の地元小学生2人による浦安の舞が奉納されます。正午から青年団による神輿が町を練り歩き、また15時頃から神社にて獅子舞の奉納などが行われました。 レポーターは終盤のちょうど餅まきが始まる15時30分頃お邪魔しました。既に会場には多くの参拝者が袋を持ってごった返していました。 そして餅まきが始まると、皆さん蒔かれた紅白の餅やお菓子を競って拾いました。さらに餅のほか、大きな俵も7つぐらい投げられとても盛大な餅まきになりました。 台風12号による浸水被害により昨年の秋の例大祭は中止となりました。今も境内は本殿側にあった石の鳥居が基礎から倒れたあとや、そばを流れる尾呂志川の堤防には土嚢が積まれているなど災害の痕跡が残っていました。 なお氏子さんや地域の方々の協力により10月17日に行われる秋の例大祭には境内を元の姿に復旧されるとのことです。 ■餅まきの模様
■獅子舞奉納の模様
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レポーターがお邪魔した時は餅まきが盛大に行われました |
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阿田和神社の境内は、仮復旧はされましたまだまだ昨年の台風12号による豪雨災害の痕跡が残っていました |
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