熊野では珍しい雪が舞い散る２月２日（木）午前１０時から、世界遺産「花の窟神社」春期例大祭が開催されました。
年2回（2月2日、10月2日）おこなわれる「お綱かけ」の神事は、長さ約170メートルの稲わらで編まれた大綱を引き上げ、片方を七里御浜海岸まで引き出し、国道４２号を一時通行止めにして境内の支柱に結びつける行事です。
今年は平日だったのですが、大勢のマスコミも含めアマチュアカメラマンも訪れていました。
午前１０時に始まった神事は、まず７人の「上り子」をお祓いして、お綱かけに必要な道具を手渡します。
「上り子」たちは花の窟ご神体の裏側から登り、ご神体の大岩の上を清めて、ロープをたらし、「お綱」を引き上げます。
引き上げられ、お綱が大岩の上に結ばれると、多くの人の手によって七里御浜海岸へと引き出されます。
今年は、１０月２１日（日）に開催されることになった「花の窟 錦の御幡献上行列」のPRを兼ねて、平安衣装に身を包んだ５人の女性と２人の男性が参加し注目を浴びていました。
お綱が無事かかると、神事がおこなわれ、巫女による浦安の舞と花の舞が奉納され、玉串の奉納がおこなわれると神事は終わります。
最後には境内で餅まきがおこなわれ、２月の例大祭は終わりました。

その後「花の窟 錦の御幡献上行列」参加者募集の記者発表がおこなわれました。
「花の窟 錦の御幡献上行列」は、花の窟に「錦の幡」が献上される様子を１２０人もの華やかな平安行列を通じて今に再現しようとするものです。
平安衣装に身を包み、歴史を再現してみたい方は、ぜひご参加ください。

詳しい情報は、花の窟活性化地域協議会のホームページから。

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2011年2月2日　「花の窟神社」春期例大祭
2010年2月2日　「花の窟神社」春期例大祭
2009年2月2日　「花の窟神社」春期例大祭
2008年2月2日　「花の窟神社」春期例大祭
2007年2月2日　「花の窟神社」春期例大祭
2006年2月2日　「花の窟神社」春期例大祭

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