3月27日(日)午後2時から 熊野ふれあいセンターで「熊野スローライフ協会 設立総会」がおこなわれました。 これによって、特定非営利活動法人(NPO)への申請がおこなわれ、活動が始まります。 この日は、設立発起人約30名が参加、理事長の糸川佳男氏より挨拶がおこなわれ、設立に向けての総会がおこなわれ、無事終了しました。 ◆会員募集中! ■正会員:年会費/10,000円 正会員とは、この「熊野スローライフ協会」の目的に賛同して入会する個人を指します。表決権を有して、協会の運営に参画します。 ■法人会員:年会費/30,000円 法人会員とはこの「熊野スローライフ協会」の目的に賛同し、この運動を賛助するために入会した企業・団体・グループを指します。 ■協力会員:年会費/3,000円 協力会員とは、この「熊野スローライフ協会」の事業に参加する意思があり、同会からの情報提供を希望する個人を指します。 ●お問い合せ 熊野スローライフ協会 〒519-4324 三重県熊野市井戸町松原533-3 十六亭 TEL・FAX 0597-89-3057 ● 設 立 趣 意 書 趣 旨 長い時間かけて育まれてきた、熊野地域の風土、人情、文化、自然、食を謙虚に見つめなおし、人間が本来持っている潜在能力を引き出し、あるべき生活形態を追求していきたいと考えています。 あまりに、大量の情報が時間と空間を超えて飛び交い、取捨選択する余裕もなく、次から次に洪水のように襲いかかる。また、携帯電話を片時も放すことができず不携帯だと、とたんに不安に襲われ、24時間世間や誰かと繋がっていないと安心できない環境は、果たして私たちに何を与えてくれるのでしょうか。いつからこんな、状況になったのでしょうか。時代の流れといえばそれまでですが、何か大切なものを失ってしまったのではないでしょうか。 ゆっくり、自分の内面と向き合い、自分自身と対話する時間が極端に少なくなってしまった気がします。 太古から時間の流れは変わっていないはずなのに、今に生きる私たちは、何かに追われ、焦っている気がします。 少し、立ち止まってみましょう。そして、あたたかな大地、果てしない海、広がる空を見てみましょう。当たり前だと思っていることが、実はとても大切で、かけがえのないものだと気づく時です。 私たち人間も自然に生かされているのだということを再認識し、流れる時間を追いこそうなどと考えず、ゆっくりと平凡だけど、旬のものを食べ、天から学び、地域に根ざしたなりわいを大切にしながら、生きていくことを提案します。 私たちは、この運動を組織的に進め新しい生き方を定着させていくために、地域の観光資源ともなりうる食を中心とした地域の文化を調査研究し、食農教育、環境教育を進め、地域にある資源を地域の中で安全に循環させる仕組みを提案、実行していくことを中心的事業内容とした、特定非営利活動法人熊野スローライフ協会を設立します。 平成17年3月27日 特定非営利活動法人 熊野スローライフ協会 設立代表者 住所 三重県熊野市有馬町5410 氏名 糸川 佳男
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