熊野市井戸町岡地にある毘沙門天・一乗寺で1月7日(土)・8日(日)の2日間、新春恒例の「だるま市」がおこなわれました。 初日の7日の午前10時過ぎに行ってきたのですが、お寺の中は、商売繁盛や家内安全、合格祈願に訪れた多くの人が訪れ、またTV、新聞の取材も多くかけつけ、お寺の中は人の熱気に包まれていました。 この地方では、ここだけの「だるま市」ということもあって、市内だけではなく遠方からも多く訪れます。 お寺の横では、毎年子供向けのお菓子などを販売しているところもあり、毎年のように訪れる私にとって変わらない風景は、また今年もこの日が来たんだな〜と感慨にふけってしまいます。 お寺の入り口では、「護摩(ごま)木」と呼ばれる小さな細い木の棒に名前書き、火にくべて願い事を祈願する場所も、たくさんの護摩木が燃えていました。 中に入ると、左手に大小、3,000円台から1万円台の大きなダルマが置かれており、その中のダルマを選び、祈願して欲しい事を指定の用紙に書き込み右手の受付に持って行くとダルマの後ろに祈願する事を書き込んでくれます。 そして、お寺の正面にある毘沙門天を祀る祭壇にダルマが置かれ、住職による祈祷が始まり、ダルマに念を込めます。 隠れていた毘沙門天(びしゃもんてん)がご開帳となるときに、祈りをダルマに込めたあと、背中や頭にお祓いを受けて祈祷が終わります。 お祓いは複数の人が一度に受けて、最後にお札をいただき帰ります。 熊野市井戸町の小高い所に位置する一乗寺からは、遠く熊野灘の青い海も見え、今年1年の始まりと無事過ごせる事を願って帰ってきました。 ■関連リンク 2011年の一乗寺の開運だるま市 2010年の一乗寺の開運だるま市 2009年の一乗寺の開運だるま市 2008年1/7・8 一乗寺の開運ダルマ市 2007年1/7 一乗寺だるま市
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