11月23日(水・祝)、午前10時から大森神社で秋の例祭がおこなわれました。 大森神社どぶろく祭りは起源が建保元年(1213)と伝承されており、約800年続く伝統のお祭りです。 氏子総代が約一カ月かけて9斗9升9合(約180リットル)の「どぶろく」を仕込み、この日を迎えます。 今年は、神事が始まった午前10時から11時過ぎまで雨は大丈夫だったのですが、その後降り出してきました。 また、9月の台風12号により熊野市から入る道路が2カ所通行止めとなっており、例年より少し訪れる人が少なく感じました。 それでもTV取材が4社来ており、この祭りの珍しさや、伝統的な行事は絵になります。 午前10時に大森神社で厳かに神事がとりおこなわれ、その後お神酒(どぶろく)が関係者に振る舞われ、お昼頃から神社のとなりの広場へ移って祭りが始まります。 会場には、地元の特産品やおでん、草餅、あまごの一夜干し、トマト等が売られており、今年は駐車場付近では「町づくり協議会」によるまむし漬、マタタビ漬や梅干し、激辛めはり寿司、山菜弁当等が売られていました。 こちらで売られていた山菜弁当や高菜ずしは、11月25日(金)午後6時から三重テレビで放送され紹介されるそうです。 ステージではカラオケや泉州相撲甚句会による唄がおこなわれ、最後に餅まきがおこなわれて祭りは終わります。 雨が降ったり止んだりのお天気で少し残念でもありましたが、来年には道路も治り、多くの人が訪れてくれることと思います。 「どぶろく」という地域性を活かした取り組みや、地域の人たちによるオリジナルな商品なども楽しみとなることと思います。 ぜひ、大森神社どぶろく祭りへお越し下さい。
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