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ホーム >> イベント報告 >> 10/8・9 木本神社例大祭「木本まつり」がおこなわれました。
イベント報告

10/8・9 木本神社例大祭「木本まつり」がおこなわれました。(2011/10/10)  

10月9日(日)熊野市木本町にある木本神社【地図】で秋恒例の例大祭がおこなわれました。
10月8日(土)に宵宮祭がおこなわれ、秋晴れの快晴に恵まれた10月9日(日)例大祭が開催されました。
 木本町は、江戸時代に紀州徳川家の本藩公領地として『奥熊野代官所』が置かれ、熊野地方(熊野川以東から三重県北牟婁郡紀北町)の中心地として栄えた町です。木本神社は、もともと「若一王子権現」(“若一王子”は天照大神を意味します)と言われ、新田地区にあったものを現在地に遷座したと言われています。
 慶長13年(1608年)の遷宮棟札が現存しており、その頃から祭礼が行われています。
 今年の例大祭は約1時間ほど早めに木本神社をスタートして、木本町の各地区からダンジリ、ヨイヤ、子どもミコシ、元宮太鼓などの山車が出され “暴れ神輿”の異名をもつ御神体が鎮座する神輿のお供をしながら町内を練り歩きました。
威勢良く木本の町を駆け抜けるダンジリを先頭に、隈取りの顔で大名行列を再現する六法行列がこの祭りの特徴でもあります。
力強い神輿さばきを披露しながら練り歩く「よいや」、かわいい子供神輿、太鼓の音がにぎやかで祭りの雰囲気をもり立てる元宮太鼓と続き、この地域でもっとも賑やかで鮮やかな祭りが進みました。
最後に、午後3時30分ごろ稲荷神社から「御神輿」が白い衣装の若衆に担がれ七里御浜海岸に出て浜担ぎがおこなわれました。
海で神輿を清めるものですが、何度か神輿を浜に落とし、そして伊勢音頭が歌われ、3回ほどかけて波打ち際まで到着します。
昨年は、日が暮れてほとんど暗闇になっていたのですが、今年は夕日が神輿を照らす中おこなわれました。
力強さと美しさは祭りの象徴なのかもしれません。青い海に輝く神輿の美しさはなんとも言えないものでした。

<日程・スケジュール(予定(2010年のものを参照)>
■10月8日 宵宮祭(例大祭前日)
宵宮は、ダンジリ 19:30木本神社着
六法行列 20:15頃
よいや  20:35頃
子供神輿 20:40頃
元宮太鼓 20:45頃
の順で木本神社に集結

■10月9日 例大祭(時間はあくまで目安です)
8:00 「稲荷山車」が御神輿を迎えに木本神社へ出発
各地区の山車が随時木本神社に集合
9:00(2011年は1時間早くなりました) 神事(祝詞奏上、浦安の舞、玉串奉典、御神輿への神移し)
10:45 「稲荷山車」が“御旅所(稲荷神社)”へ出発
11:00 「御神輿」出発
11:15 「六法(方)行列」出発
11:30 「よいや」出発
11:45 「子どもみこし」出発
12:00 「元宮太鼓」出発
16:00頃「御神輿」が“御旅所”から出発“浜担ぎ”
22:00頃「御神輿」が木本神社に到着

熊野市百科大事典:木本神社 祭礼
昨年(2010年)の模様(くまどこイベント報告)


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