7月16日(土)〜7月24日(日)(9時30分〜17時)まで、紀南ツアーデザインセンター(三重県熊野市木本町 517-1)で、御浜町で作陶を続ける下川建世さんの海をテーマにした新旧作品の展示会がおこなわれました。 熊野で36年挑み続けた陶へのこだわりと、土の楽しさが溢れる作品群です。 紀南ツアーデザインセンターの室内に展示された作品、庭に展示された作品をゆっくりと見て回ると焼き物の形に、絵柄に海を感じる作品が多くあり、その海も現在の海、浅瀬から深い海、そして太古の海を感じさせるような作品に出会えました。 下川建世さんが営む尾鷲市九鬼町の「アトリエ萌」に立ち寄って作品を見せていただいたことがあるのですが、九鬼町も港町、漁港を前にしたアトリエは海の香りに包まれた場所でした。 「アトリエ萌」にも是非お出かけ下さい。 ■下川建世プロフィール 三重県御浜町生まれ。 1975年に勤務を続けながらやきものを始める。1997年半地下式穴窯を築窯、工房名を南風窯 とし公募展などで数々の賞を受賞する。 2006年に退職し作陶にますま す力を入れる。2010年四日市萬古陶磁器コンペにて優秀賞、三重の焼き物展で「伊賀賞」を受賞。 「自分の表現の納得いくまで土に向かい没頭する日々が本当に楽しい。自然の中に発想を見つけながら、他にも色々な作品に挑戦したいと考えています。」 ◆関連リンク アトリエ萌 アトリエ萌 下川建世・きみ子二人展(くまどこ) 紀南ツアーデザインセンター
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