5月15日(日)とてもお天気に恵まれた熊野市紀和町にある丸山千枚田で、オーナーによる田植えの集いが開催されました。 今年のオーナーは、132組(142口)681人が登録し、今回の田植えの集いには、北は北海道、西は高知県から大人427人、子供80人が参加して、田植えをおこないました。 他に地元の入鹿(いるか)小中学校生徒、千枚田保存会、報道関係者、スタッフやアマチュアカメラマンなども含めると1,200人以上が集まったと思われます。 中には、10年以上も続けているオーナーの方も数多くいらっしゃって、今年も「くまどこ」の掲載許可をくださった鈴鹿市からのオーナーの方も、10年以上前のお孫さんが出来る前からの参加だそうで、そのお孫さん二人と友人の方もオーナーになり一緒に今年も田植えに来ていました。 他に、相模女子大学の方や、そのOBとなっても参加してくれる方々など、多くの人の暖かな支援を受けて丸山千枚田は保たれています。 会場では、熊野特産のめはり寿司にぎり体験や、紀和みそときじガラで作った味噌汁と熊野地鶏の炊き込みご飯の振る舞いがおこなわれたり、紀和町ふるさと公社による物産の販売テントでは、熊野地鶏の焼き鳥や、千枚田餅、新姫のアイスクリームなどが売られており、田植えを終えたオーナーの方で賑わっていました。 今年春にリニューアルオープンした千枚田荘では、オープンカフェをおこなったり、カブト虫の幼虫のプレゼント(先着100名)をおこなったりしていました。 毎年、丸山千枚田にはオーナーの人の県名と名前が書かれた立て札を立てているのですが、今年はこの立て札の地元木本高校書道部員により書かれたそうです。 毎年、同じような雰囲気の中でおこなわれるオーナーの集いですが、参加し続ける方々の想いや歴史、新たに参加する人たちの想い、迎える地元の方々、スタッフのみなさんに支えられて日本一と誇れる美しい棚田の風景を維持していると思われます。 今年も9月の収穫まで千枚田保存会の方やスタッフの方に守られながら、稲は育って行きます。 現在、オーナー制度の申し込みは、終了していますが「守る会」への受け付けは8月末までおこなわれています。 美しい棚田を一緒に守ってくれる方を募集しています。 ◆関連リンク 2010年の丸山千枚田 田植えの集いの様子 財団法人紀和町ふるさと公社HP
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今年も撮影の許可を快くいただけた鈴鹿市から参加のご家族。ありがとうございます。 |
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紀和町ふるさと公社による熊野地鶏、千枚田餅などの販売テント |
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味噌汁の振る舞いコーナーにもお昼前には多くの方が訪れていました。 |
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