この1月15日(土)に紀北町紀伊長島区の昔ながらの漁師町の風情がある魚まち長島で長島神社例大祭として伝統の「船だんじり」行事が行なわれました。 これは江戸時代から続く大漁祈願の伝統行事で、地元の三重外湾漁業協同組合紀州北支所(旧長島町漁業協同組合)が長島神社例大祭に合わせて奉納している。 この日は曇り空で日差しがほとんどなく寒い中、いつもより15分ほど早めに始まりました。まず「船だんじり」に先立って12時45分頃から長島魚市場前を時とモノ婦人会や子供会による約250人による道中手踊りが出発し、長島神社まで魚まち長島の界隈をおよそ1時間ほどかけて華やかに踊り歩きました。 その後14時15分頃から木造の漁船を鮮やかに彩った長さ約12メートルの「船だんじり」に漁業組合員や男子小中学生のおよそ30人ほどが乗り込み同じく魚市場を神社に向かって出発します。 しかし出発直前にはだんじりの周りはすでに200人ぐらいの観客で取り囲まれ身動きがとれない状態になっています。 そして勇ましい「チョーサヤー」のかけ声で船だんじりが出発すると、子どもたちが船上から布製のカツオで「カツオの一本釣り」を披露。そして餌に見立てた”あめ玉”を観客に勢いよく撒かれると集まった観客達が一斉に奪い合います。その様子はさながら「移動菓子まき」で子どもから大人まで盛り上がります。 その後、所々でこのような飴まきが行われていき、広い魚市場の道路から魚まちの狭い路地に船だんじりが入るとますます皆さんテンションがあがります。 そうして1時間ほどで「船だんじり」が長島神社境内に到着するとさらに3俵の餅まきが行なわれ祭りを締めくくりました。 ■船だんじりその1(YouTube動画)
■船だんじり その2(YouTube動画)
■船だんじりその3(YouTube動画)
■道中踊り(YouTube動画)
■船だんじりの模様
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魚まち長島の漁師町らしい路地を船だんじりが人をより分け巡行する様子は迫力抜群です |
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