昨年より11月第一日曜日に開催されることになった熊野の山里育生町赤倉にある丹倉(あかぐら)神社で例祭が11月7日(日)午前10時からおこなわれました。 丹倉神社は花の窟神社の次ぐ古い歴史のある神社と言われており、近年では朝日新聞や雑誌「広告」などにも取り上げられています。 熊野の深い山の中にあり、苔むした石積みに囲まれ、鎮座する大岩は、熊野に多く残る巨岩信仰の一つです。 今年は、田岡元市議が祝詞をあげ神事を進行し、地元の方、来賓の方が玉串を奉納しました。 その後2008年におこなわれた例祭のように、特別に巫女による浦安の舞の奉納、福女(ふくめ)による里神楽の奉納がおこなわれました。 静かな山の中に鎮座するご神体の巨岩の前で、巫女の舞が厳かに捧げられ、その後、熊野鬼城太鼓の大西拓氏による和太鼓の演奏と福女(ふくめ)による里神楽が始まりました。 美しい色合いの福女(ふくめ)が、太鼓に合わせるように、時には挑むように、そして共に流れるように舞いながら、いつもは静寂の中に包まれている丹倉神社の神を楽しませているようでした。 里神楽が終わると、御座が敷かれ宴が始まりました。 持ち寄った料理を食べながら過ごし、いつものように最後には餅まきがおこなわれ、山里赤倉の祭りは終わりました。 今年は、地域内外から多くの人が訪れ、丹倉神社の例祭に参加していました。 歴史ある丹倉神社をいつまでも守り続けるよう神事が今年も無事おこなわれました。 ■関連リンク 2008年 丹倉神社の例祭の様子 有限会社赤倉水産HP
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熊野鬼城太鼓の大西拓氏による和太鼓の演奏と福女(ふくめ)による里神楽 |
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