天候にも恵まれ、そして病気やケガもなく、熊野古道子ども語り部ツアーが8月4日(水)・6(金)に開催され無事終了しました。 第1回・第2回ツアーともにJR紀勢本線二木島駅に集合し、第1回目は古道客9人と古道ガールズ・スタッフ・メディア関係者など総勢20数名で、第2回目は古道客3人と古道ガールズ・スタッフなど総勢10名で子ども語り部ツアーがスタートしました。 課外時間や夏休み期間等も利用し40時間かけ学習しこの日をむかえた古道ガールズは、最初鯨の供養塔について説明し鯨の髭をさわる体験もしました。その後は古道ルートにもなっている荒坂中学校の敷地内を通り、標高240mの二木島峠に進んでいきました。途中にある石畳の所でパホーマンスを行ったり、小川の冷たい水に手を浸し、少し休憩しながら涼をとったりしました。 二木島峠に着くと一休みしながら、サンマ寿司を食べ英気を養い逢神坂峠に向かって出発しました。今でもはっきり確認できる猪垣が古道沿いに連なっている所を歩くとき江戸時代にタイムスリップしたような気分にさせられます。 逢神坂峠から新鹿方面に向けてはなだらかな下りになっているので、古道客にとってはホッとする場所ではないかと思われます。このコースのなかに古道ガールズたちが一番好きなスポットがあり、お客さんに後ろを振り返ってもらい、木々の間に木漏れ日が差し込む風景を一緒に堪能してもらい、新たな感動を生むことができました。 ツアー予定時間の3時間はアッという間に過ぎ、JR新鹿駅でお客さんとお別れした後、古道ガールズは帰宅のため上り普通列車に乗り込み、長いトンネルを抜け二木島駅に到着し、古道ガールズとしての終着駅(古道ガールズとしての役目が終わること)にも到着しました。 尚、NHK−BSで放送される「街道てくてく旅−秋編」(8:00〜8:15ナマ放送)へ語り部として参加する件については、10月13日放送分のオファがきています。
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