この7月24日(土)に長島港周辺で2010きほく燈籠祭が開催されました。今年は15時からの開始の前に大燈籠の熊手にちなんで紀伊長島にちなんだ3つの宝(鯛とカツオ、米俵、千両箱)を題材にした「三宝福燈籠」を子ども達が曳きながら練り歩く「三宝福燈籠曳き」が行われました(14時半から16時)。 この題材となった3つの宝はまず“鯛とカツオ”が毎年1月に長島地区にある長島神社で行われる大漁を祈願する祭「船だんじり」から、“米俵”が呼崎地区にある養海院で毎年9月初旬にその年の収穫を祝う「八朔祭」から、そして“千両箱”が紀伊長島駅前のメインストリートが通る玉地区が商売が盛んなことからそれぞれ選ばれました。 この「三宝福燈籠曳き」は、子ども達はゆかりの元となった長島、呼崎、玉の各地区でそれらを燈籠を曳いて練り歩くことで福を集め、燈籠祭会場の長島港に戻り大燈籠に奉納することで祭に来られたお客さんに幸せになっていただくとの志向から行われたものです。 14時半から出発した三宝福燈籠は日差しがきつい中をそれぞれ紀伊長島のゆかりのある地区を練り歩き途中、曳く手の子どもたちがソーラン踊りや太鼓の演奏などを披露しその後、祭り会場の長島港に戻り大燈籠に三宝福燈籠を奉納しました。 ■宝福燈籠「鯛とカツオ」の練り歩き(YouTube動画)
■宝福燈籠「米俵」の練り歩き(YouTube動画)
■宝福燈籠「千両箱」の練り歩き(YouTube動画)
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三宝福燈籠の一つ「鯛とカツオ」は魚まち長島を練り歩きました(画像は長島漁協前) |
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「米俵」は呼崎地区を練り歩きました(画像は回生病院前) |
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「千両箱」は玉地区を練り歩きました(画像はプライスカット前) |
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三宝福燈籠は大燈籠に奉納され各地区からの福を合わせます(大燈籠の熊手にも3つの宝が描かれています)。 |
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