2月19日(土)、キャンプinn海山で「うまいゾ イノシシ料理に挑戦」が開催された。県内外からアウトドア好きの参加者たちが集まり、初めてのイノシシ解体とイノシシ料理に挑戦した。 あらかじめ頭と皮を処理したイノシシを、みんなで解体。ソーセージ用・ラード用・鍋用など、料理に合わせてさらに切り分けていく。お父さんたちは自慢のナイフの切れ味を確認するように、嬉しそうにシシ肉を切る。子どもたちも手を切らないように注意しながら、嬉々として肉を切る。 ソーセージ作りは、「肉を細かく切る」「肉を挽く」「腸に詰める」など、どの工程も子どもたちに大人気。子どもの力で肉挽き機のハンドルを回すのは大変だったが、みんなで疲れたら交代しながら作業を進めた。 途中、小雨降るヒノキ林の中をミニ散歩。参加者で語り部の玉津氏から、キャンプ場に残る「シシ垣」について説明を聞いた。現在もキャンプ場にはシシ垣のないところから時折イノシシが出没し、爆弾が落とされたかのように地面が掘り起こしていくらしい。被害があると、夜、スタッフが待ち伏せし、イノシシが出没すると「ウォーッ!」と奇声を発しながら追いかけるとのこと。シシ脅しより効果的な対処法だ? 定番の鍋・イノシシのラード・シシ肉を使った焼そば・しお焼・あばら骨部分のしゃぶり肉・ダッチオーブンを使った雲白肉(ウンパイロウ)・ソーセージに、子どもたちのがんばりで挽き肉がたくさんできたので、特別にシシ肉のハンバーグも出来上がった。参加者たちはキャンプ場に宿泊のため、車の運転を気にすることなく、思い思いのアルコールを手に、旨みたっぷりのシシ肉を存分に味わった。(注意:アルコールは別料金または参加者持参) キャンプ場は昨年秋の台風で被災したが、スタッフ・ボランティア等の尽力で一部を残して復旧。年末に使用可能な部分で仮オープンした。3月末までは利用料の割引も実施している。現在、7月までの宿泊予約が可能。まもなく8月からの予約もスタートする。詳細は関連サイトからキャンプinn海山のページへ。
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