5月16日(日)熊野市紀和町にある丸山千枚田でオーナーによる田植えの集いが開催されました。 今年もお天気に恵まれ、446人のオーナー(大人377人、子供69人)、一般ボランティアや地元小中学校の生徒、熊野市職員スタッフ、千枚田保存会のみなさんを含め906人が参加し、多くの報道取材、アマチュアカメラマンなどが訪れ、とても賑やかな集いとなっていました。 巡回バスに乗って到着したオーナーの皆さんは、受け付けをすませ、各田んぼに向かい田植えを始めます。 オーナーになって始めての方から、5年間オーナを続けている方など様々。 泥の田んぼに足を入れて喜ぶ子供や、大人が同じ体験を通して、今は貴重となった美しい棚田を守っています。 取材をさせていただくようになって9年ほどになりますが、顔見知りの方も出来て、「今年も写真を撮らせてください」と声をかけながら撮影をしています。 今回一番最初の写真の女の子の家族は、オーナーになって5年目で、小学校1年の時から始めているので、手で植えるのも慣れた手つきで上手に植えていました。 9月の収穫まで、千枚田保存会の方やスタッフの方に守られながら、稲は育って行きます。 会場では、マスコットキャラクターの「新姫ちゃん」と記念撮影する子供達や、紀和町ふるさと公社の地元産品の販売がおこなわれ、味噌や千枚田餅、熊野地鶏の焼き鳥などが売られ、お昼前には多くの人が買い求めていました。 現在、オーナー制度の申し込みは、終了していますが「守る会」への受け付けは8月末までおこなわれています。 美しい棚田を一緒に守ってくれる方を募集しています。 ◆関連リンク 2009年の丸山千枚田 田植えの集いの様子 財団法人ふるさと公社HP
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今年は、1340枚の田んぼのうち、268枚がオーナーの方に用意されています。 |
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