5月7日(金)、電源開発株式会社尾鷲事務所主催で、銚子川流域の小学生(高学年)を対象に、「水力発電事業と自然環境について」と称した尾鷲第一発電所見学会と銚子川流域でのアユ放流体験の校外授業が実施され、紀北町の相賀小学校5年生の生徒が参加しました。 この事業は、「尾鷲第一発電所の見学とビデオ等の教材により、水力発電の仕組みと役割をよりいっそう理解してもらう」「電源開発株式会社の事業が河川を利用していることから、河川とのふれあい・河川環境や水産資源の大切さを学んでもらうこと」を目的に実施されています。 まず、尾鷲第一発電所でビデオを見た後、発電所の概要が説明され、ひき続きヘルメットをかぶって施設内を見学しました。 発電機の回る音で近くても拡声器なしではなかなか話が聞こえません。 2グループに別れて見学し、説明された発電機の部分が見える入り口を交替で覗き込んだりして発電の仕組みを勉強しました。 場所を移して稚アユの放流です。 この放流は銚子川漁業協同組合の協力で、「キャンプinn海山」で実施されました。 あいにくの雨でしたが、みんな合羽を着て参加です。 体長10センチほどの稚アユが入ったバケツを順に手渡しで送る「バケツリレー方式」で、交替で放流しました。 踊るように元気に泳ぐたくさんのアユに「すげー!」と感動の声も。 アユと水が入ったバケツはかなり重く、カメラマンの「こっち向いて!」「バケツもこっちに見せてね!」の注文に子どもたちも大変そうでしたが、怪我もなく元気に楽しく校外学習を終えました。
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