「くまどこ」の力強いタイトル文字って誰が書いたの?と聞かれることがあります。この「くまどこ」の題字を書いてくださった喜田 ひさみ(紅雲)さんの個展が下記の日程で開催されています。 いきいきとした書に魅かれご無理を言って題字のお願いをしたのですが、喜田さんの書には人を引きつける魅力があります。ぜひご覧ください。 2005年2月18日から4月18日まで 金曜日・土曜日・日曜日・祝日のみ 場所:熊野市波田須町640の15「 天女座 」 電話:0597(86)1024 時間:AM11時〜PM8時 ◆個展の挨拶文 祈りの道から癒しを求めて ここ熊野は、東京から日本で一番遠いところと言われ高速道路もなくとっても不便ですが、古代では神々が住み「黄泉還り」の道として、また、中世では伊勢から高野山への参詣道として、人々は、山を越え海を渡って心の癒しを求めて熊野にやって来ました。 私は熊野で生まれ熊野で育ち、はや50年近くになろうとしています。ここ熊野に住んでいる者にとって、熊野とは、・・・・・輝く太陽と黒潮のめぐみ、険しい山並み、苔むした古道。この大自然を私なりに表現してみました。古道のなかで浮かんだ言葉をキーワードに母(原田英子 熊野市在住)の熊野を詠んだ俳句などをからませ、今回のテーマにトライしてみました。未熟な作品ですが、熊野の一つの側面に触れていただければ幸いです。 最後にこのような機会を与えて下さいました、矢吹・矢中ご夫妻に心から感謝いたします。この場を借りてお礼申し上げます。 喜田ひさみ
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