この3月20日(土)に三重交通が「地域貢献活動」の一環として例年開催し今回で6回目となる「三交クリーンアップ・ウォーク・三重交通熊野古道清掃隊」が開催されました。今回は尾鷲市古江町から賀田町にまたがる熊野古道羽後峠を清掃するものでこの日は四日市や津、松阪など県内各地から2台のバスに乗りおよそ60名近くの方が参加されました。 レポーターも参加者の一人として松阪駅前から乗車しました。行きのバスの中では、参加者同士の自己紹介がなされクリーンアップ・ウォークに毎回参加されている常連の方から今回初めての方など10代から60代までいろんな方々がいらっしゃいました。 さてバスは道の駅マンボウで一旦休憩をとった後、羽後峠登り口近くにある尾鷲市古江町の尾鷲海洋深層水施設「アクアステーション」で皆さんを降ろし、ここでスタッフの方からゴミ袋2袋とお弁当やお茶を受け取りまた今回、案内をしてくださる地元の方々の紹介を受けました。 そしていざ地元の方々の案内を受けながら清掃ウォークへ。レポーターは当初60名近くの方がゴミ袋いっぱいになるほどのゴミは落ちていないと思っていたのですが、今回の羽後峠コースはその前半が自動車も通る地元の生活道路の下側とほぼ平行している林の中を通っているため、いざ現地に行くとそれら生活道路の近くや川の沿いには空き缶やら弁当などの包装容器ゴミが結構ありそれらを拾いながら前半のおよそ1時間のウォークでレポーターのゴミ袋2袋はほぼいっぱいとなりました。 そこで羽後峠にさしかかる手前の地点に設けられたゴミ回収の中継点が設けられかなりのゴミが回収されました。 その後、羽後峠で昼食休憩が行われサンマ寿司からめはり、熊野地鶏やうつぼの唐揚げなど地元の名産が入ったかね久さんの熊野古道弁当を食べ疲れを癒しました。 昼食後、賀田町方面に向かって清掃ウォークが始まりましたがそれ以降のコースは前半とは異なり生活道路より上を通っている林を通っているためかほとんどゴミが見られずその道中にある猪垣などの景色を楽しめたウォークとなりました。 そうしておおよそ3時間程度歩き最後は賀田町の古川河口にある駐車場で地元名産の栃の実を使ったトチ餅の入ったぜんざいをいただき、熊野古道センターを経由して帰路につきました。 今回は上天気で気温も3月と思えない暖かさで皆さん汗だくになりながら清掃ウォークを楽しみました。 ○コース内容 集合場所・各地(四日市・生桑車庫、津・松阪)〜アクアステーション…<清掃活動>…羽後峠…<清掃活動>…賀田町駐車場〜熊野古道センター〜各地 ■清掃ウォーク・コース図
より大きな地図で 熊野古道清掃ウォークマップ(熊野古道羽後峠) を表示 ■三交クリーンアップ・ウォーク@羽後峠の模様
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コース内で上を生活道路が平行で走っている箇所では結構な量のゴミが落ちていました |
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前半でたくさんのゴミが集まり中継点でスタッフの方に回収していただきます |
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後半はそれほどゴミもなく猪垣や史跡などを楽しめました(羽根五輪塔前) |
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最後は賀田町駐車場でトチモチゼンザイが振る舞われました |
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