三重県では平成21年度から6年間にわたり自発的な地域づくりを支援する事業「美し国おこし・三重」を実施します。そこでオープニングとなる今年はこの12月から県内5会場で地域や分野を超えて交流、連携するきっかけづくりとして交流イベント“対話する大会”を開催しており、東紀州地域ではこの2月14日(日)13時半から尾鷲市中央公民館3階において対話する大会「つながろう地域の底力」して開催されました。 当日はレポーターも参加者の一人として会場におじゃましました。会場には東紀州地域各地で市民活動、地域おこしなどを行っている方を中心におよそ100名近くの方が参加され大盛況でした。まずオープニングで尾鷲市のへのへのもへ座の皆さんによる地元・矢の浜地区に伝わる山の神行事の逸話を題材にしたパフォーマンスが披露され会場の参加者を歓迎した後、ゲストとして招かれたNHKの番組「難問解決ご近所の底力」を担当するNHK名古屋放送局チーフプロデューサー 黒川 敬 氏さん「「ご近所の底力」発揮の秘訣」と題した講演が行われ「昔ながらの温泉街が寂れていく問題」や「住宅街の中を自動車が抜け道にしていく問題」など実際に放送した内容を題材に地域の様々な課題に、地域の方々が力を合わせて解決していくことの大切さや日頃から地域でいろんな方々と知り合いつながっていくことの必要性などについて、会場の方々とやりとりをしながら話されました。 その後は会場に集まったおよそ100名の参加者が4〜5名単位で一つのテーブルに着きテーマに基づき意見交換を行うワールドカフェ方式の交流会が行われ、1回およそ30分程度で「偶然一つのテーブルに集まった方々がつながればどのような活動ができるか」について意見交換を行いました。そして30分の意見交換が終わると各自、次のテーブルに移り同じテーマで意見交換がなされこれが3回ほど行われ参加者の皆さんは各自、名刺交換などをしながら普段の活動範囲や分野を超えて交流しました。 私も20名ぐらいの方と名刺交換をし参加者のみなさんの日頃の活動に「くまどこ」がお役に立てることなどを宣伝させていただきました。
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ワールドカフェ方式の座談会では普段の活動や世代を超えて参加者が各テーブルで意見交換を行いました |
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座談会の前に行われたNHK名古屋放送局チーフプロデューサー 黒川 敬 氏の講演 |
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各テーブルには天満浦百人会さんの手作りお菓子や下河内里山を守る会の里山のお茶などが振る舞われました |
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冒頭のオープニングではへのへのもへ座のパフォーマンスが行われました |
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会場には「美し国おこし・三重」事業のパートナーグループ登録されている各団体の紹介がパネル展示されていました |
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