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ホーム >> イベント報告 >> 1/30 新しい古道の歩き方「海と森の恵みを味わう旅in島勝浦〜魚つき林とブリ漁の海〜」が開催されました
イベント報告

1/30 新しい古道の歩き方「海と森の恵みを味わう旅in島勝浦〜魚つき林とブリ漁の海〜」が開催されました(2010/02/01)  

 この1月30日に三重県立熊野古道センターが主催して紀北町海山区の漁村“島勝浦”において“新しい古道の歩き方「海と森の恵みを味わう旅in島勝浦〜魚つき林とブリ漁の海〜」”が開催されました。

 なお当日は尾鷲港に集まりチャーターした船に乗船して島勝浦に海から行く予定でしたが諸事情で急きょ予定が変更になり車で直接、島勝浦に行くことになりました。

 島勝漁港に9時過ぎに集まった参加者は、古道センターのスタッフの方と今回のガイド役である濱田多実博さんの説明を受け、準備体操をした後に島勝の半島の先にある魚見小屋に向けて歩きます。

 夏は海水浴客で賑わう和具の浜海水浴場へ向かうトンネルの横を登り、地元の漁師さんが信仰する恵比寿さん、弁財天さん、浅間さんなどの祠などを経由しそのいわれなどを濱田さんに説明を受けながら進みます。

 そして漁場を守るために大切にされた魚つき林とよばれる海岸沿いの保安林のなかを進むこと1時間ほどして昭和30年代頃まで魚の群れや大敷網を監視した魚見小屋に到着します。ここは半島の先のため三方が開け、熊野灘の水平線や遠くは志摩半島まで見渡すことができ、参加者の皆さんはその絶景に見とれていました。

 その後、魚見小屋から集落に戻ると旧桂城(かつらぎ)中学校の校舎を利用した宿泊・体験施設「けいちゅう」でまだシーズンから少し早いのでブリは無かったのですが、地元でとれたカンパチやマハタの刺身、渡利かきのフライ、ぽんかんのゼリーなどが入ったお弁当や大敷汁をいただき地元の海の幸、山の幸を堪能しました。

 午後からは集落内の街歩きとして嶋勝神社の社殿まで入ってそのいわれを聞いたり、島勝浦が発祥の地とされるブリの大敷網の発祥の地碑に行ったりしました。

 今回は残念ながら尾鷲港から島勝浦のクルージングはできませんでしたが、一日中、快晴で魚つき林の中を歩いていても汗ばむほどの陽気で参加者の皆さんも大満足でした。

■魚見小屋までのウォーキングの模様(YouTube動画)


■魚見小屋周辺の様子(YouTube動画)


■新しい古道の歩き方「海と森の恵みを味わう旅in島勝浦〜魚つき林とブリ漁の海〜」の模様(スライドショー)

※ご覧いただくにはActiveXが必要です(ActiveXが導入できない場合はココをご覧ください)。


バックナンバー
イベント報告
魚の群れを監視した魚見小屋

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魚見小屋まで照葉樹林が覆う魚つけ林の中を歩きました

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昼食はけいちゅうで地元の幸に舌鼓

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地元の幸が満載のお弁当(さらに大敷汁が付きます)

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午後からは島勝の集落内を歩き史跡などを巡りました
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