新春の「だるま市」が、熊野市井戸町岡地にある一乗寺【地図】で1月7日(木)と8日(金)の2日間、午前10時から午後5時までおこなわれました。 取材に訪れたのは、1月7日の午前10時30分頃。 すでに大勢の人が井戸町の小高い山の上にある一乗寺に訪れていました。 一乗寺に訪れる多くの人は、入り口の前で「ごま木」と呼ばれる小さな細い木の棒に名前と願い事等を書き、火にくべて祈念して入って行く方が多く、その後お寺内の左手に並べられた沢山のダルマの中から、お気に入りのダルマを選び出し、商売繁盛や合格祈願、家内安全など思い思いの願い事を紙に書いて渡し、ダルマの背中に書いていただきます。 その後ダルマは、正面にある毘沙門天を祀る祭壇に置かれ住職による祈祷が始まり、ダルマに念を込めます。 隠れていた毘沙門天がご開帳となるときに一番祈りを込めます。 こうして祈祷が終わり、ダルマが手渡され自宅へと持って帰ります。 一乗寺には、2日間で合格祈願や商売繁盛等を願う人たちが多く訪れ、今年1年が無事過ごせるように祈ります。 去年のダルマは、入り口横の箱に入れ、1年間なんとか越せた事への感謝を込めて置いてきました。 2日間とも晴天に恵まれ、一乗寺の正面には美しい熊野灘は、青く輝いていました。 ◆関連リンク 2009年の一乗寺の開運だるま市
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