2月12日(土)海山町の白石湖で、みやまで遊食『カキ養殖体験とカキ料理の食べ尽くし!!』が、地元で渡利カキの養殖業を営むロッジ山水の経営者上地氏の協力のもと、実施された。白石湖は海水と淡水が混じりあう汽水域で、渡利ガキは海山町の特産となっているが、生産量が少ないため市場に出回ることは少なく『幻の牡蠣』となっている。この渡利牡蠣をお腹いっぱい食べようと、県内外から5家族20名が集まり、白石湖を見下ろす引本公園にハイキング・養殖いかだの見学・白石湖遊覧・カキ打ち(殻剥き)体験をし、新鮮で美味しいカキを堪能した。 まず、腹ごなしにハイキング。地元の人が整備してくれた歩きやすいコースを登り、白石湖が一望できる引本公園へ。その次はカキ打ち。初めは寒そうな作業場をチラリと見て「カキ打ちはイヤ〜」と声に出したり心で思ったり・・・も、貝柱の位置や刃物の使い方などを聞きながら、ベテランの手ほどきでコツを覚えてくると、「もっと」「もう一回」と次々剥き始めて大賑わい。中には「パートで雇ってもらえる?」と言い始める人も。 カキ剥きのコツを覚えた子どもたちは、次々焼けるカキの殻を自分で開けて、熱々のジューシーなカキを次々とほおばった。中にはインフルエンザで欠場者続出の今回のイベントだったが、代理出席の「カキ苦手」の子も、炭火焼のカキを騙されるように口にすると「おかわり!」。これには家族もビックリ。大人も子どもも「美味しい」「うまい!」を連発した。 養殖いかだの見学と白石湖の遊覧は、上地氏の操縦する船で移動。剥き身は目にしても、殻付きのカキや、いかだで養殖されている連なったカキを見る機会はなかなかないもの。また、カキ殻ではなく大きくホタテに種付け(卵をつける)されていることに、大人も驚いた。昔はカキ殻に種付けしていたが、ホタテの殻のほうが大きいので身も大きく成長するとのことで、今はホタテが主流とのこと。「なるほど〜」と大きくうなずいて納得。 ロッジ山水で、秘伝のタレで作った酢ガキ・熱々のカキフライ・カキ鍋・カキご飯に予想外のお刺身の盛り合わせ!(カキだけだと思っていた)に、感激の声を上げながら食べる食べる食べる・・・。文字通り、食べ尽くした一同。最後にお土産用のカキも各自注文して大満足の一日だった。 このイベントは大人気で、募集早々に定員に達したが、ロッジ山水の協力もあり、今週19日(土)にも開催される。 料理・ハイキングの様子など プロの技(カキ打ち)動画 ロッジ山水 渡利ガキについて
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