11月29日(日)午前10時から熊野市五郷町湯谷(ゆのたに)で「第18回 かやの木祭り」が開催されました。 曇り空で、山里の湯谷に到着した時は、少し肌寒さを感じたものの、温かな山賊鍋(シシナベ)の振る舞いを受けて体が温まり、ゆったりと進む祭りと山里のかやの木館の回りを散策しながら楽しみました。 会場では、トチ餅やげんこつ飴、たかな漬け、柚などが売られていました。人気のある椎茸のホダは残念ながら到着した時点で売り切れており、今年も購入できませんでした。 会場の一角では、トチ餅とかやの実で作った餅が焼かれて振る舞われていいました。 素朴な味わいながら、特徴的な旨味があり、訪れた人に人気でした。 また、かやの実を煎ったものも試食させていただきました。香ばしく旨味の濃い味わいに感動しました。 かやの実は、地元では昔「がやの実」と言って濁った言い方をしていたそうで、子どもが多い家庭が当たり前の時代には、かやの実を煎り始めると子ども達が集まり、がやがやと騒いだ事から「がやの実」と言ったそうです。 大きなかやの木の横のステージでは、倉本ピアノ教室の子どもたちが、沖縄エイサー「あしびな(遊ぶ庭)」を披露したり、カラオケや泉州相撲甚句がおこなわれ、山里のに歌が響き渡りました。 今年も野点がおこなわれており、美味しいお抹茶とお菓子をいただきました。 ◆熊野市五郷町湯谷へのマップ(Googleマップ) 2008年のかやの木祭りの様子
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トチ餅や柚の果汁、五郷のたかな漬け、げんこつ飴などが販売されていました。 |
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