11月1日(日)午前11時より熊野の山里育生町赤倉にある丹倉(あかぐら)神社で例祭がおこなわれました。 丹倉(あかぐら)神社は、熊野の深い山の中にあり、苔むした石積みに囲まれ、鎮座する大岩は、熊野に多く残る巨岩信仰の一つです。 地元の方による祝詞が読み上げられ、厳かに神事は大岩の前で始まりました。 赤倉は小さな村で人口も少なく、この日も他所に出て行った方々が戻られて、神事に参加しました。 近年、丹倉(あかぐら)神社は、熊野に多く残る巨岩信仰の中でも花の窟神社の次ぐ古い歴史のある神社と言われており、この日もこの地が出身ではないが一度お祭り(例祭)に参加しようと訪れている方が多くいました。 神事の後、境内に御座が敷かれ宴が始まります。 暖かな豚汁やスープ、たくさんのごちそうを訪れた人全員で食べます。 最後に餅まきがおこなわれ祭りは終わります。 今年から11月の第一日曜日におこなうことになった祭りは、いつも静かな丹倉神社を賑やかにし、今年一年の感謝とこれから続く1年の無事を願い厳かに過ぎて行きました。 ◆関連リンク 2008年の丹倉神社の例祭 赤倉水産
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