熊野市文化交流センター オープニングイベント〜パリから熊野へ パリ・ルーヴル出品作品再現展〜熊野染師四代目「奥田祐斎、染の世界」展が熊野市文化交流センターで10月23日(金)〜25日(日)まで開催されました。 奥田祐斎氏は、1200年前、嵯峨天皇が絶対禁色として天皇しか着用が許されなかった「黄櫨染(こうろぞめ)」を研究し、自らの「夢黄櫨染」として復活させました。光の変化のよって色合いが変わる染め物は、圧倒的な存在感を持って見る人を虜にしてしまう作品です。 パリ・ルーヴル美術館で昨年12月におこなわれた「感性」展に日本代表として出展し世界中から注目を集めました。 今回、熊野市で開催された3日間で多くの人が訪れ、染めの美しさに酔いました。 期間中には、「熊野の染と世界の染を語る」と題して奥田祐斎氏によるトークショーがおこなわれ、ホールでは熊野をイメージした迫力あるタペストリーが展示され、光によって変化する染めの美しさを迫力と美しさを感じながら見る事ができました。 また美しいホール内で、最終日には熊野鬼城太鼓の演奏もおこなわれ、訪れた人は美しさと音の迫力を体感することができました。 ●日時 10月23日(金)〜25日(日) 午前10時〜午後7時※25日のみ午後5時まで ●会場 熊野市文化交流センター 交流ホール パリ・ルーヴル作品展・アート展 多目的ルーム 新作着物展 (展示販売) ●トークショー 奥田祐斎「熊野の染と世界の染を語る」 午前11時〜/午後1時〜/午後3時〜 ●入場料 無料 ●主催 熊野市教育委員会・染工房 夢祐斎 ●お問い合わせ 株式会社 染工房 夢祐斎 HP.www.yumeyusai.jp
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熊野市文化交流センター内のホールを使った展示は、照明によって変化する染めが美しい演出でした。 |
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最終日のホールでの和太鼓コンサートは幻想的でした。 |
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