9月6日（日）午前9時30分より熊野市紀和町にある丸山千枚田で「稲刈りの集い」が開催されました。
とても良いお天気に恵まれた日曜日、丸山千枚田へオーナーの方々が次々と訪れ、地元保存会、小中学生の皆さんと共に稲刈りをおこないました。
青い空に、黄金色に実った稲穂。秋を感じる風が流れる中、鎌を持って一株一株丁寧に刈り取る姿が広がる棚田で見られました。
受付が設置された水車小屋の近くのテント前では、熊野市特産の柑橘「新姫」のキャラクターが、バスから降りてくるオーナーの皆さんをお出迎えし、子どもたちと記念撮影をしていました。
紀和町特産のお味噌を使ったみそ汁やめはり寿司も振る舞われ、一仕事終えたオーナーの方々がおいしそうに頂いていました。
他に、熊野地鶏の焼き鳥、千枚田餅などの特産品も販売され、買い求める人で賑わっていました。
稲穂の実る田んぼには、彼岸花が咲き始めていたり、柿が色づき始めていたり、まだまだ暑さの残る熊野にも秋が近づいている事を感じさせてくれました。
千枚田の田んぼでは、手で狩りとられた稲は束ねられ、さがりにかけられ乾燥されてから、脱穀されます。
夏でも昼と夜の気温差が大きな山間部で、とても美しい山水で育った千枚田のお米は、最高に美味しいお米です。
平成21年度は、過去最高139組150口のオーナー会員の申し込みがあり、美しい棚田がみなさんの力で守られました。

◆関連リンク
2009年5月17日　「丸山千枚田　田植えの集い」
2008年9月7日　第15回　丸山千枚田稲刈りの集い
財団法人ふるさと公社HP