8月30日(日)に紀伊長島区東長島・呼崎地区にある養海院で五穀豊穣の祈願・収穫を祝う秋祭りとして行われる恒例の「八朔踊り」が開催されました(毎年8月第4日曜日開催)。 辺りが暗くなる18時半頃から供養念仏太鼓がおこなわれ、19時からいよいよ太鼓のやぐらを中心に多くの皆さんが和になって踊りが始まります。最初はテープによる歌謡曲に合わせて太鼓とともに休憩をはさみながら踊ります。 そして1時間ほどして20時過ぎになるとテープではなくやぐらに登っている男衆の生の歌(調子)に合わせて、江州音頭が始まると踊りの和も2重となってがぜん盛り上がります。 それから30分ほど江州音頭などで盛り上がるといよいよクライマックスの伝統の「まるけ踊り」がはじまります。 ただこの「まるけ踊り」は手首を回しながら流れるように踊る独特の振りつけのため、浴衣を身にまとった着たベテランの方を除き、最初は皆さんもちょっととまどっていましたが、それらベテランの方に手ほどきを受けながら見よう見まねで踊るうちに様になりみなさん21時半までおよそ1時間楽しんで踊りました。 昔に比べて参加される方も少なくなったようですが、それでも小さなお子さんから若者・お年寄りまでおよそ200名近くの方が踊りに参加し、やや早い秋祭りを楽しんでいました。 ■伝統のまるけ踊り(YouTube動画)
■江州踊りなど(YouTube動画)
■八朔踊りの模様(スライドショー) ※ご覧いただくにはActiveXが必要です(ActiveXが導入できない場合はココをご覧ください)。
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女性を中心に子どもからお年寄りまで多くの方が踊ります |
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やぐらの上では保存会の男衆が交代で太鼓や歌をやります |
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男衆の生の歌(調子)に乗って踊る江州音頭などが始まる頃には踊りの和が2重になりました |
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手首を回しながら流れるように踊る伝統の「まるけ踊り」 |
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