1959年(昭和34年)7月15日は紀勢東線尾鷲駅と紀勢西線紀伊木本駅(現在の熊野市駅)が結ばれて紀勢本線が全通しました。 JR東海および東紀州観光まちづくり公社、関係市町ではそれから50年が経ったこの7月15日(水)に熊野市民会館において鉄道ミステリーの第一人者で作家 西村京太郎氏と熊野に造詣の深いトラベルキャスターの津田令子さんを招きサイン会とトークショー「紀勢線本線と熊野古道を巡る東紀州の魅力」を開催しました。 まずサイン会、トークショーに先立ち紀勢本線全通以前の矢ノ川峠の国鉄バスなどの様子を描いた東映記録映画「道」の上映会が行われ在りし日の峠の茶屋や木本の町などの懐かしい風景と日々、矢ノ川峠の道を維持管理し運行開始から23年無事故のバスの運行を支えた“道路工夫(こうふ)”の姿に皆さん感動していました。 さて映画が終わり会場ロビーでは西村先生と津田さんが登場。早速、会場で販売されていた両氏の書籍を購入した来場者がサインや握手を求め長蛇の列が並びました。 サインや握手だけでなく一緒に写真を撮るなど来場者の求めに気さくに応じていただきました。 そして19時からホールに入り小倉肇先生を司会にトークショーが行われました。少々、口数が少ない西村先生を津田さんが発言を促すようにリードしながら進み両氏の熊野の土地や料理、人々の印象や世界遺産の熊野古道のあり方などを話されました。 途中、会場からの質問などもはさみ堅苦しさもなく和やかに進行しました。 ちなみに西村シリーズで有名な十津川警部の名前の由来はその名のとおり奈良県十津川村からとったそうです(日本で一番大きい村だから)。 普段は西村先生と津田さんのペアーでのトークショーは東京を会場に行っているところを今回、初めてそれ以外で行われたとのことで大変、貴重な機会となりました。 <スケジュール> 16:30 開場 17:00〜 東映記録映画「道」上映 18:00〜 サイン・握手会 19:00〜 講演会(トークショー)
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サイン・握手会の模様(とても気さくに応じていただきました) |
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