先月5月24日、和歌山県那智勝浦町体育文化会館で行われたNHK「のど自慢」に参加20名の中から5名が合格。 その一人に選ばれた紀南病院の内科医、 關(せき)めぐみ医師が、今回は現在紀南病院で今月末まで研修中の東京大学医学部付属病院地域医療研修の佐藤靖祥医師と2人で6月16日午後5時40分から同院新館外来棟5階テラスルームにおいて、ヴァイオリン&電子ピアノのミニコンサート(主催・同院コーラス部)を行いました。 午後から、雷を伴うゲリラ豪雨の中にも関らず、病院内外より多くの聴衆が詰め掛け、開催直前には、停電が起り会場までのエレベーターがストップする等、予期せぬ状況で開会が遅れましたが、その貴重な時間を使って野口孝病院長が「病と癒し」についてユーモラスに講演。聴衆の心をなごませました。 停電復旧後、車いすに乗った入院患者さんも多く現れ、「停電の影響で空調設備が作動せず、また大勢お集まり頂き熱気むんむんしていますが、最後までお付き合い下さい」と三石貴之庶務係長の司会で開催。 魔女の宅急便から ”海の見える街”、もののけ姫から ”もののけ姫”と子供に馴染みの曲から披露し、J.S.バッハ二つのヴァイオリンのための協奏曲第一楽章では、二名によるヴァイオリン演奏を披露。 最後には、關医師が電子ピアノを弾きながら名曲「アベマリア」を熱唱すると老若男女を問わず、場内拍手喝采が鳴り響いてました。 鈴木美玲コーラス部〃長は、「今後とも地域に慕われる基幹病院を目指し、職員それぞれが魅力ある病院なればとの思いです。今後ともよろしくお願いします」と語り、町内から来た婦人は、「今朝の町内放送で知りました。雨の中どうしようかと思ったが来て良かった。素晴らしい音色でした。先生はじめ職員さんの優しい誠意が充分感じました」と述べられました。 尚、7月8日には「同院ハートフル委員会(山本進部委員長)主催:七夕コンサート」を総合受付前ホールにおいて今年も開催を企画されており、その中で關(せき)医師による、のど自慢合格曲「カンパニュラの恋」の再演も予定されています。 ◆関連リンク 紀南病院 関連動画(9分58秒) (自動再生します。しばらくお待ち下さい。)
|
|