6月7日(日)、甚大な被害を出した伊勢湾台風から今年で50年を迎えることから尾鷲市では市南部の賀田町の輪内中学校グラウンドにおいて土砂災害総合防災訓練を行いました。 近年、台風、梅雨前線豪雨、局地的な集中豪雨(ゲリラ豪雨)などにより全国各地で土砂災害が多発し、多くの尊い人命が失われていることに備えるべく行われるもので情報伝達訓練、実際にグランドに土砂災害の様子を再現したもので土砂災害救助訓練を行ったり、地域住民による避難訓練及び防災訓練が行われました。 レポーターがお邪魔した10時半頃はちょうど、土砂災害救助訓練中で海上保安庁のヘリコプターがグランドに降り立ち土砂災害現場から助けられた方を搬送する訓練が始まっていました。 その後、地元消防団が尾鷲消防署員の指導を受けながら自衛隊と共に手早く土のうをつくり積む訓練が行われました。 救助訓練が終わってからは救助で使われたヘリコプターや自衛隊、消防署の救助車両などが一般展示され子ども達を中心に実際に乗り込んで楽しんでいました。またこの日は救助訓練で災害救助犬も使われ多くの方の注目を浴びていました。 ■尾鷲市土砂災害総合防災訓練の模様(YouTube動画)
■尾鷲市土砂災害総合防災訓練の模様(スライドショー)
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海上保安庁のヘリコプターを使った重症患者の搬送する訓練 |
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消防団員、消防署員、自衛隊が協力して手早く土のうが作られました |
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ヘリコプターの展示には子ども達が乗り込んで記念写真などととっていました |
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