尾鷲市向井の三重県立熊野古道センター【地図】で企画展「原秀雄・南秀明<熊野・気のカタチ・木の工芸>展 」が4月25日から6月7日まで開催されました。 これは熊野の自然に魅せられた奈良県十津川村在住の自然造形作家・原秀雄さん(奥熊野かづら工房)と、熊野市神川町在住の木工芸家・南秀明さん(工房 南)の2人の作家によるコラボレーション作品展でこれらアート・工芸を通して、熊野信仰の原点である“熊野の自然”を感じていただくことを目的に行われました。 レポーターがお邪魔した5月3日はちょうど原秀雄さんがご子息でマジシャンとして有名な大樹(ひろき)さんと共にご在廊でした。 自然の形そのものを活かした原さんのライティングオブジェからの暖かい灯火と南さんの精巧なつくりの卓、鏡台などの木工芸が見事にマッチしていました。 <原 秀雄作品> ・かづら、古木、湖底木など熊野の自然素材を生かした花器、灯り ・花の活けられるライティングオブジェ「くまの花灯り」 ・石のオブジェ 「くまの気石」 ・松葉、高野槙葉で編んだ薄茶器、香炉、茶席用花入れ 銘「後凋」 <南 秀明作品> ・センの木、吉野杉、吉野桧等を使った卓、鏡台 ・タモ、香の木、欅(けやき)、花梨(かりん)等を使った小物、手鏡 ・紙胎、素ぐろめの花器、銀彩の花器 ■原秀雄・南秀明<熊野・気のカタチ・木の工芸>展の模様(スライドショー)
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