5月31日(日)に熊野古道ツヅラト峠においていにしえの巡礼服で熊野古道を歩く「熊野古道巡礼ウォーク」が開催されました。これは熊野古道世界遺産登録5周年プレイベントとして紀北町が行っている「熊野古道巡礼の道ウォーク&スタンプラリー」の一環で開催されたものです。 当日は8時半に参加者11人が東長島公民館に集合。編み笠・白装束の巡礼姿に着替え、主催者が用意した車に乗って大紀町側の入り口まで移動。 熊野古道語り部ガイドの樋口さんの案内でところどころのポイントでツヅラト峠の歴史やバイカオウレンなどの植物、景色などの見所について説明を聞きながらツヅラト峠を歩きました。 時より小雨が降る曇り空の天候で、峠からの眺望も少しかすんでいましたが、一方で雨がヒノキの幹を濡らして黒くなりそれがこの時期にみられるシダの黄緑色の葉とのコントラストがとてもキレイでした。 参加者の皆さんの中には最初、白装束の格好をするのにとまどう方もいらっしゃいましたが、いざ歩いてみると古道の自然にマッチしいにしえの巡礼者に思いをはせながら歩いていました。 次回の巡礼ウォークは6月14日に始神峠、三浦峠で行われます ■熊野古道巡礼ウォーク@ツヅラト峠の模様(YouTube動画)
■熊野古道巡礼ウォーク@ツヅラト峠の模様(スライドショー)
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参加者は雨上がりのツヅラト峠を編み笠に白装束の巡礼姿で歩きました |
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語り部ガイドの樋口さんに見所をご案内いただきました |
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雨上がりのヒノキ林は黒くなった幹とシダの黄緑の若葉のコントラストが美しかったです |
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