紀南ツアーデザインセンターでは、5月30日(土)「熊野を楽しむ達人の会」 第42回例会のご案内『カヌーで行く、静寂の北山川』を開催しました。 カヌーガイド市川茂昭さんと野々下聡さんと一緒に紀宝町、尾鷲市、兵庫県から5名が参加し、現代の秘境と呼ばれている北山川瀞峡の田戸(奈良県十津川村)でカヌーに乗り込み、熊野市紀和町小川口まで下りました。 天気が心配でしたが、カヌーに乗り始めた午後3時には雨も上がり、川面から見る瀞峡の両岸の新緑はとても鮮やかでした。 夕暮れが近くなると昼間の喧騒が静寂に変わり、鳥のさえずりが谷間に響き始めます。 瀞八丁や北山川本来の姿が感じられ、カヌーに乗るには最高の時間帯でした。 また、雨上がりだったせいか瀞八丁を下っているときに、川面に約1mくらいの高さで川霧が出ており、普段では味わえない幻想的な空間の中を進みました。 カヌーに乗ると川舟よりもさらに水面に近い目線になるだけでなく、自分で漕いで進むので自然の中に入り込んでいることも体感できるのが、魅力の一つといえるでしょう。 参加者から 「日常を忘れて、幻想的な景色や新緑が素敵でした。また、本当に静寂の中にいることを体験できました。」 「こんなに良い景色ばかりだと思わなかった。」 などの感想をいただき、午後7時に無事終了しました。 ◆関連リンク 紀南ツアーデザインセンター
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