今年も日本一の棚田、熊野市紀和町にある丸山千枚田でオーナーによる田植えの集いが5月17日(日)午前9時30分から開催されました。 この日は、雨が少しぱらついたり、お日様が照ったりと不安定なお天気でしたが、田植えには悪くないお天気に恵まれて、地元関係者を含め約800人が参加し、田植えの集いを楽しみました。 今年のオーナーへの申し込みは139組(150口)の過去最高となり、守る会へは40口(8月末まで募集中)が集まりました。 現在の丸山千枚田には1340枚(7.2ha)の棚田があり、水を張った美しい棚田の風景を写真に撮ろうと大勢のアマチュアカメラマンや取材のカメラマンも訪れていました。 会場では、バスで移動してきたオーナーの方々が受付を済ませ、次々と自分の田んぼの田植えをおこなっていました。 小さな子供から大人まで、泥の中に足を入れ、慣れない手つきですが丁寧に苗を植えていました。 会場には、紀和町の特産品の味噌や千枚田餅の販売、熊野地鶏の焼き鳥などが販売されており、お昼近くには大勢で賑わいました。 他に千枚田で見つかる水生昆虫の展示もしており、丸山千枚田が持つ豊かな自然を感じる事ができました。 受付の横では、熊野特産のめはり寿司づくり体験やみそ汁の振る舞いなどがおこなわれていました。 次々と訪れるオーナーの方々が、思い思いの田植えを楽しみ、「丸山千枚田」がいつまでも、この美しい風景を見せてくれることを願いながら1日を過ごしていました。 ◆関連リンク 2008年の丸山千枚田 田植えの集いの様子 財団法人ふるさと公社HP
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ご家族で田植えをするオーナー(撮影許可をいただいています くまどこ) |
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