この3月16日、17日に、尾鷲商工会議所の主催で、馬越峠ウォーキングでどのような健康効果があるか、人の生理反応を測定する調査事業が行われました。万歩計と心拍計を付けて馬越峠コースを歩き、途中で血圧測定や唾液採取によるリラックス度の測定をして、身体にどのような効果があるのかを科学的に調査するものです。

道の駅海山から尾鷲市中井町のまちかどHOTセンターまで、三重大学の先生や学生さんと共に、測定器を付けた地元関係者の約30名が歩きました。ガスマスクのような測定器を付けた学生さんに、すれ違う人たちが驚く場面もありました。
歩き終わった後での心理テストのようなアンケートの結果を見ると、熊野古道を歩いた後は明かにストレスが軽減されているのがわかりました。

この事業は、経済産業省の地域力連携拠点事業の一環として行ったもので、調査は三重大学、企画コーディネートをくまの体験企画が実施し、三重県、尾鷲市、紀北町、東紀州観光まちづくり公社、株式会社熊野古道おわせ、地元事業所や団体等が協力しました。

ストレスの多い現代社会は健康ブームにあります。測定データが熊野古道の来訪者向けに活用されるよう協働して進めて行く予定です。


【お問合せ先】
くまの体験企画　内山裕紀子
専用電話：090-7865-0771
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