尾鷲に春を呼ぶ尾鷲ヤーヤ祭が2月1日から5日まで行われ一番の見ものである“練り”がこの2月2日から4日まで行われました(今年は大曽根町、堀町、高町が祷務町)。 レポーターは4日19時頃に弐番祷の堀町へ練りに行きました。堀町の祷屋前は道幅が狭いので練ると若者衆同士、体が密着し真ん中にいると体が浮く感じなり、端にいると囲いである矢来(やらい)に足をかけないと挟まれてあばら骨が折れそうになるためかなり盛り上がります。 また練りの途中の休憩時には祷務町から御神酒と(未成年には)ジュース、おつまみなどが振る舞われ町の仲間と呑んで練って、また呑んで練るというこれがヤーヤの練りの醍醐味で一度練りに参加するとやみつきになります。 およそ1時間ぐらいして練りが終わると、魚市場に移動し祷務町の男達が裸になって海に飛び込む垢離かきが行われます。これはそのあとで尾鷲神社に向かう前に身を清めるもので、海からでてきた男達には提灯を持った各町の男達が容赦なく練っていき祭りのボルテージは最高潮を迎えます。 そして魚市場から尾鷲神社に移動し、お参りをして再度、祷屋に戻って何回か練ってその日の“練り”が終了。あとは各町とも自分たちの本拠地に戻り宴会が始まります。 今年は2月3日だけは雨で堀町と高町では足もとが滑って危険との判断から練りが取り止められましたが、それ以外は晴れて夜でも例年と比べ暖かい中での練りでした。 ちなみに4日の堀町の練りでは台湾のテレビ局がTVカメラを片手に取材をしていました。 ■2月4日の堀町での練り、垢離かき、宮上がりの模様(スライドショー)
※ご覧いただくにはActiveXが必要です(ActiveXが導入できない場合はココをご覧ください)。 なおブログ「Cafe_CReAMモノ語り」でも4日の堀町の模様が投稿されています(ココ)。
動画のURL:http://kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=332
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4日の堀町の練りでは台湾のテレビ局がTVカメラを片手に取材をしていました |
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