紀伊長島区長島の長島神社で海上安全と豊漁を祈願する新春の伝統行事「弓の祷(とう)」が行われました。 これは昨年中凶事のなかった家庭から“親と子”と呼ばれる少年各2名が選ばれ、神社境内に設けられた2畳ほどの「的」に向って矢を射る神事で、選ばれた少年たちは8日夜から社務所に寝泊りして「的」を射る練習をし当日を迎えます。 当日は本殿内で少年や関係者が御祓いを受けてた後、いよいよ午後2時すぎから境内の会場へ。すでに周りには多くの人が見守っています。 少年達は20メートル先の的に向かって「子」の射手は2回、「親」の射手は3回矢を放ちます。的に矢が当たる度に会場から歓声があがりました。 最後、「親」の射手が3回目の矢を神社本殿の方に射ると周りで見ていた見物客が一斉に的に向かって殺到します。これは「的」の杉の皮を玄関口に祀ると災いを防ぐと言われ、的の前で杉の皮を奪い合いを行いました。 ■弓の祷の模様(スライドショー)
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動画のURL:http://www.kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=321
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