1月25日(日)熊野市有馬町にある世界遺産「花の窟神社」の「縄ない処」周辺や社務所周辺で2月2日(月)に開催される花の窟神社春季例大祭のなかでおこなわれる「お綱かけ神事」につかう「お綱」づくりが地域の人々によっておこなわれました。 「縄(なわ)ない」の作業は、分担作業でまず稲わらを選り分け束ねる作業から始まり、次に餅つきのように選ばれた稲わらを杵でつき柔らかくして行きます。水を含ませたりしながら縄ないがおこないやすいようにしていきます。 柔らかくなったわらは、社務所に運ばれ縄ないの人に渡されます。 ここでは多くの人が同じように細い縄を長くなっていきます。 「お綱かけ神事」に使われる縄は、約160メートル。細い縄7本を束ねて1本に仕上げるのですが、今日は7本の縄を作る所までおこなわれ、例大祭前の2月1日に一つに束ねられます。 お天気に恵まれた日曜日でしたが、寒い1日で縄をなう人たちはお湯で手を湿らせながら、長い縄をなっていました。 2月2日(月)は、午前10時から神事がおこなわれます。 「お綱かけ神事」はどなたでも参加できます。珍しい祭りにぜひ参加してみてください。 「お綱かけ神事」では、お綱をまたがないこと!必ずお綱の下をくぐって反対に移動することが大事です。 神様と人を繋ぐとされる「お綱」が新しいものに架け替えられます。 ◆関連リンク 2008年1月27日花の窟神社春季例大祭の準備「縄ない」 2008年2月2日 世界遺産「花の窟神社」春期例大祭
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社務所の中で縄ないをおこなう方々、ここで長く繋いでいきます。 |
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花の窟の上にかかっている「お綱」を2月2日に架け替えます。 |
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