このほどにほんの里100選にえらばれた尾鷲市須賀利町で400年の伝統がある石経(いしぎょう)が行われました。 これは須賀利の海上で船の上から般若心経の一文字を墨書した小石を漁場に投げ入れながら太鼓を打ち鳴らし普済寺住職による鐘と読経で漁で亡くなった人の供養、獲った魚の供養および豊漁祈願をする行事です。 朝9時前に漁船に普済寺の住職と太鼓、漁協関係者が乗船し須賀利漁港を出発します。そしておよそ10分ぐらいで外海にでて漁場や水難事故があった場所などで太鼓が鳴るなか、読経をし漁協の方が般若心経の一文字が書かれた石を投げ入れる石経を行いました。その後、元須賀利浦や定置網、タイ養殖の場所などで石経が行われ須賀利に戻ると神宮(じんぐ)さんといわれる岩場に竹笹を奉納しました。 ■石経の模様(スライドショー)
※ご覧いただくにはActiveXが必要です(ActiveXが導入できない場合はココをご覧ください)。
>>関連リンク
動画のURL:http://kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=322
|
須賀利漁港から船に住職、漁協関係者等が乗船します。 |
|
太鼓が鳴る中、住職が読経し海に石が投げ入れられます |
|
神宮(じんぐ)さんといわれる岩場に竹のご弊を奉納します |
|
|