11月1日(土)に紀北町紀伊長島区赤羽地区において三重県尾鷲県民センターが主催して「熊野古道よりみちウォーク“清流とみ仏の里を巡る道”」が開催されました。 これは昨年度、県内で地元住民が選定した「散策・吟行ルート」のうち同地区を巡る「清流とみ仏の里を巡る道」をコースに歩くウォークイベントで、当日は24名の方が参加しました。 2つの班に分かれて集合場所の若者センターから午前中はまず(1)赤羽神社→(2)円通閣聖観音像→(3)泉福寺→(4)奥村新之亟の墳墓→(5)赤羽川(別名 風呂川)→(6)赤羽公園→若者センターと歩きました。 中桐集落の中にひっそりと立つ円通閣聖観音のお堂はその中に入ると黒々とした柱に提灯など飾り付けがなされとても趣があり、安置されている像は2m50cmもある大変立派なものでした。また泉福寺では江戸時代に鋳造された梵鐘とそれを納める鐘楼が歴史を感じさせるものでした。 そうして午前中は中桐や赤羽川周辺をウォークした後、若者センターに戻り昼食タイムに、そこでは下河内の里山を守る会の皆さんが地元産のソバ粉を使って参加者の目の前でそばを打っていただき振る舞っていただきました。コシのあるそばで大変おいしく皆さんに大好評でした。 昼食後は若者センターから(7)大昌寺不動堂 →(8)鯛の池と大原集落を歩き若者センターに戻りました。 大昌寺不動堂では江戸時代に奉納されたという天井の格子絵が色鮮やかでとても見応えがありました。また鯛の池は大原集落の田を潤すため池として満々と水を貯えていました。 以上、散策・吟行ルートにはない奥村新之亟の墳墓や鯛の池なども周りかつての東熊野街道の通り道として栄えた赤羽地区の歴史を感じることができとてもいいウォーキングイベントでした。 ■ウォークルート図(推測)
大きな地図で見る ■よりみちウォークの模様(スライドショー) ※ご覧いただくにはActiveXが必要です(ActiveXが導入できない場合はココをご覧ください)。
動画のURL:http://kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=305
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