1月12日14時より、紀伊長島町の長島神社において、弓の祷(とう)が行われた。 昨年中凶事のなかった家庭から“親と子”と呼ばれる少年各2名が選ばれ、神社境内に設けられた2畳ほどの「的」に向って矢を射る神事。選ばれた少年たちは、事前に社務所に寝泊りして「的」を射る練習をし、当日は神社で御祓いを受けてから神事に臨む。 この日も少年の放った矢が的を射るたび、境内は集まった人々のどよめきと歓声につつまれた。 神事が終わると人々はいっせいに的に群がり、何やら奪い合っている。あっ気にとられていると『「的」の杉の皮を玄関口に祀ると災いを防ぐといわれている』と教えてくれる人があった。遅ればせながら私も破片を頂戴した。
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