独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有する海洋調査船「なつしま」が12日に尾鷲港に入港し13日、14日と船内が一般公開されました(12日には記念講演会が行われました)。 この海洋調査船「なつしま」は、様々な観測機器を搭載し、深海・海溝域の総合的な調査観測研究を行うことができます。また、最大潜航深度3,000mまで潜航調査することができる無人探査機「ハイパードルフィン」の支援母船でもあります。 レポーターは終了ぎりぎりの14日13時ごろ訪問しましたが、多くの見学者がいらっしゃいました。白い制服を着た船員さんに誘導されながら、操縦室から船内を通り、無人探査機「ハイパードルフィン」がある後方デッキまでを見学しました。 海洋研究開発機構が進めている「地震津波ネットワークシステム」では熊野灘の海底に地震計などの計器を20箇所も取り付けることになっており、それを担う無人探査機「ハイパードルフィン」が間近に見られてとても勉強になりました。 ■海洋調査船「なつしま」一般公開の模様(スライドショー)
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操縦室には多くの計器が並び見学者が興味深く眺めていました |
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最大潜航深度3,000mまで潜航調査することができる無人探査機「ハイパードルフィン」。アームなどがついています。 |
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後方からみた海洋調査船「なつしま」。無人探査機「ハイパードルフィン」などを降ろす巨大なクレーンがついています。 |
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