おわせ港まつりの翌日の8月3日(日)、海上保安庁巡視船すずか体験航海が尾鷲港で行われました。 体験航海は午前の部と午後の部の2回に分けて行われ各回とも90分程度の航海となります。今回、レポーターは午後の部の航海に参加しました。 13時半に巡視船すずかは尾鷲港を出発。出発までは太陽に熱せられてとても蒸し暑かった甲板も船が進み出すと海からの風が涼しく気持ち良く感じました。 出航して30分ほど経つと尾鷲湾と外海の境にある佐波留島(通称 ムーミン島)が見えてきます。ここから航海だけでなく海上保安庁のショーが始まります。 まずは海猿とも呼ばれる海上保安庁で人命救助のエキスパートとして活躍する潜水士達が乗り込むホバークラフトが水面を飛び跳ねながら巡視船すずかの横を勢いよく走ります。そして次に空の彼方から海上保安庁の救助ヘリコプターが轟音を建てながらやって来て巡視船すずかの真上を旋回します。最後に巡視艇みえかぜがすずかと併走し見学者達からは大きな歓声があがっていました。 その後は巡視船すずかはその背後にホバークラフト、巡視艇みえかぜが着いて来るかたちで数キロ程度外海を航行し行野浦の沖で旋回して尾鷲港に戻り始めます。 これら航海の間、見学者の皆さんは海やそれら乗り物を眺める他、操縦室内でいろんな計器を見学したり、甲板で行われていた「ロープワーク」体験をしたりして楽しみました。 そうして、外海から湾に戻り尾鷲港内に向かっていた時、巡視艇みえかぜからタンカー火災などの消火の際に使われる放水が行われ高く上がる水柱の様子に皆さん見入っていました。 こうやっておよそ90分の航海を終えて、航海だけではない多彩な内容に皆さんとても満足をしていました。 ■体験航海の航路(推測)※携帯のGPS機能から
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動画のURL:http://kumadoco.net/movie/detail.cgi?no=285
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